【ロンドン時事】英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)は、英国で確認された新型コロナウイルスの変異種について、従来種よりも56%強い感染力があると分析結果を公表した。英政府の科学者チームは初期の分析で71%と指摘しており、強い感染力が改めて裏付けられた。
 ニコラス・デービス教授が率いる研究チームの査読前の論文が23日付で公開された。変異種によって重症化するリスクが高いかどうかは「明確なエビデンス(証拠)が得られなかった」と述べた。
 研究チームは論文で、変異種が非常に強い感染力を持っているため、飲食店の営業停止などの措置だけでは感染拡大を抑えられないと指摘。「新型コロナによる感染例は大幅に増加し、2021年には入院や死亡の数が20年を上回る水準に達する可能性がある」と警告した。 (C)時事通信社