米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者数が日本時間27日、累計で8000万人に達した。約2週間で1000万人増えた。ジョンソン英首相が19日、「これまでのウイルスよりも最大で70%感染力が強いかもしれない」と変異種の存在を公表するなど感染拡大は終わりが見えない。
 国別の感染者数では、最も多い米国が1900万人に迫っている。インドは1000万人超、ブラジルも16日に700万人を超えた。約300万人のロシアに続き、フランス、英国、トルコ、イタリアが200万人を超えている。26日には、新たにスペイン、スウェーデン、カナダで変異種への感染例が確認されたことが判明した。
 世界の死者数は約176万人。10日間ほどで10万人増えている。最多は30万人を超えた米国で、約19万人のブラジルが続く。インドが約15万人、メキシコが約12万人、イタリアと英国は約7万人だ。
 ただ、今月は英政府が2日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックのワクチン承認を発表したのを皮切りに、米国や欧州連合(EU)、中東や南米でも承認や接種開始のニュースが相次いだ。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長も「トンネルの出口に見える光がほんの少しだが明るくなってきた」と評価している。 (C)時事通信社