【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)で27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が本格的に始まった。米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発し、EUで21日に初承認されたワクチンを、加盟各国が医療従事者や高齢者らを優先して接種する。
 EUは27~29日を一斉の開始期間と位置付けている。この日は感染者数が多いフランスやイタリア、スペイン、ドイツなどが接種を開始。フォンデアライエン欧州委員長は26日、「感動的な連帯の瞬間だ」とツイッターで強調した。
 EUは累計死者数(23日時点)が33万人を超す感染中心地の一つ。変異種への懸念も広がる中、英米に続く接種開始への期待は高い。ファイザー製は来年9月までにまず2億回分が各国に配分される。 (C)時事通信社