富士フイルム(東京)は7日、米国にバイオ医薬品の製造拠点を新設すると発表した。投資額は2000億円超。バイオ薬は副作用が少なく、治療効果が高いとされる。市場は拡大しており、生産能力を増強して対応する。
 新たな拠点では、大量の原薬を生産できる設備に加え、製剤から包装まで一貫して作れる体制を整える。2025年春の稼働を目指す。バイオ薬は高度な生産技術や設備が必要で、製薬会社が製造を外部に委託するケースは増加傾向にある。富士フイルムはバイオ薬などの開発・製造受託事業の売上高を24年度に20年度予想比約2倍の2000億円まで増やしたい考えだ。 (C)時事通信社