東京都は7日、都内の新型コロナウイルスの感染状況などを分析するモニタリング会議を開いた。感染拡大はさらに加速し、入院患者数は確保病床の約8割に達した。専門家は、逼迫(ひっぱく)している医療提供体制が危機的な状況に直面していると指摘し、「破綻を回避するため、新規陽性者数を減らすことが最も重要だ。そうしないと医療は持たない」と訴えた。
 1日当たりの新規感染者数(7日間平均)の推移は、昨年12月23日時点の616.7人から同29日時点で751.0人、今月6日時点では1029.3人となり、年末年始にかけて増加ペースが速まった。7日にはこれまでの過去最多を大幅に上回る2447人が確認され、検査陽性率も先月29日時点の8.4%から今月6日には14.4%と急上昇。急速な感染拡大に拍車が掛かっている。
 入院者数も増加し続け、6日時点で3090人に上った。都は確保病床を500床増やし、4000床に拡充。さらなる確保に向け、患者の受け入れを都立・公社病院に重点化し、両病院で現在の1100床から1700床に増床する方向で調整している。 (C)時事通信社