【ワシントン時事】バイデン次期米大統領は8日の記者会見で、新型コロナウイルス対策を進める上で「ワクチンがわれわれに希望をもたらす」と述べ、接種を加速させる決意を表明した。2回目接種用のワクチンを確保するトランプ政権の方針を転換し、できるだけ多くの人に接種することを優先する考えだ。
 バイデン氏は会見で「(20日の次期政権発足から)最初の100日間で1億人にワクチンを接種する」と改めて表明。本人登校による学校再開を実現するため、教員らへの接種を進める考えを示した。
 新型コロナのワクチンは通常、3~4週間の間隔を空けて2回接種する必要があり、トランプ政権では配布したワクチンの半分を2回目の接種用に保管している。バイデン氏の政権移行チームの広報担当者は、CNNテレビに「次期大統領はワクチンの保管をやめ、より多くの人に接種できるようにすべきだと考えている」と説明した。 (C)時事通信社