【フランクフルト時事】ドイツのバイオ医薬品企業ビオンテックは11日、米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2021年の生産目標を従来の最大13億回分から20億回分に引き上げたと発表した。一人2回接種するため、10億人分となる。
 ビオンテックは2月末までに、独中部マールブルクで新たな製造工場を稼働させる。同工場ではワクチンを年間最大7億5000万回分生産できるという。
 また、1瓶で接種できる回数を5回から6回に増やすほか、外部への生産委託も拡大。急増する需要に対応する。
 ファイザーとビオンテックはこれまで、各国から10億回分を超えるコロナワクチンを受注した。両社のワクチンは欧米などで接種が始まっており、1月10日時点で3290万回分出荷された。日本では昨年12月に承認申請が行われ、菅義偉首相は2月下旬までの接種開始を目指すと表明している。 (C)時事通信社