新型コロナウイルス対策で、在日米軍は16日までに、昨年12月下旬以降、青森県から沖縄県までの米軍施設6カ所で、米兵らにワクチンを接種していることを明らかにした。
 在日米軍司令部や防衛省によると、ワクチンは米バイオ医薬品企業モデルナが開発したもので、三沢(青森県)、横田(東京都)、横須賀(神奈川県)、キャンプ座間(同)、嘉手納(沖縄県)、キャンプ・フォスター(同)各基地の施設で接種。医療従事者らを優先している。
 横須賀基地に拠点を置く米第7艦隊の空母「ロナルド・レーガン」の乗組員も接種を始めている。
 ワクチンは米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を許可。国防総省が配布計画を作成し、割り当てた。在日米軍に最初に搬入されたワクチンは7500~8000回分だった。
 日本に駐留する米軍人とその家族らは計約11万人。基地では日本人従業員約2万5000人が働くが、日本はワクチンが未承認のため、防衛省は米側に現状では日本人従業員に接種しないよう要請している。 (C)時事通信社