厚生労働省は23日までに、新型コロナウイルス患者用の病床使用率(20日時点)を公表した。感染ピーク時の確保想定病床の使用率が50%以上で、緊急事態宣言の対象となるステージ4の目安に達したのは前週(13日時点)より1県増え、福島や東京、大阪、福岡、沖縄など計20都府県(重症者用含む)だった。
 自宅療養者は3万5394人となり、前週から約5000人増えた。4都県に緊急事態宣言が再発令されてから2週間が経過したが、自宅療養者は増え続けており、医療提供体制は深刻な逼迫(ひっぱく)状況から抜け出せていない。
 他にステージ4水準だったのは茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、石川、長野、岐阜、愛知、三重、兵庫、奈良、岡山、熊本。最も高いのは兵庫(79.1%)で、大阪(74.2%)、東京(73.9%)、沖縄(68.2%)と続いた。
 重症者用病床では、東京(500病床)は107.0%だが、重症者535人は国基準で集計されており、単純に比較できないという。他には大阪(64.5%)、兵庫(57.5%)、沖縄(56.6%)などが高かった。 (C)時事通信社
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