【香港時事】香港政府は23日早朝、新型コロナウイルス感染が拡大している一部地域を初めて封鎖した。住民約1万人にウイルス検査を実施し「結果が判明するまで出入りを禁止する」と通告した。
 封鎖対象となったのは九竜地区・佐敦の飲食店や住宅が密集しているエリア。香港では連日数十人の新規感染者が出ているが、この地域では1~20日、56の建物で162人の感染が確認された。
 政府当局は関連部門の職員ら3000人以上を動員して作業に当たっている。25日朝までに検査を終了させ、封鎖を解除する方針だ。
 人口約750万人の香港は、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)で被害が大きかった。強い警戒で感染拡大を抑えてきたが、昨年11月以降は流行が再燃し感染者の累計は1万人を超えた。 (C)時事通信社