広島県は27日、新型コロナウイルス対策として、広島市中心部の住民・就業者のうち希望者を対象とした大規模なPCR検査に乗り出す方針を固めた。中心部4区の住民・就業者の4割に当たる約28万人が、無料で検査を1回受けられるようにする。無症状の感染者を早く見つけて拡大を防ぐ狙いで、必要経費は約10億円を見込む。2月臨時議会への補正予算案提出を目指すが、県議からは効果を疑問視する声も出ており、調整を続ける。
 実施するのは2月中旬から1カ月程度。唾液を採取する場所と期間を定め、1日当たり8000件程度を検査する。複数の人の検体をまとめて調べる「プール方式」や、申し込みのあった企業にキットを配り回収する方法を検討している。 (C)時事通信社