【ロンドン時事】フランス製薬大手サノフィは27日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを生産すると発表した。今年夏からドイツ・フランクフルトの自社拠点で生産を始め、1億2500万回分以上を欧州に供給する計画だ。
 世界的にワクチン供給が不足し、各国・地域で接種計画が遅延。欧州連合(EU)が域内で生産されたワクチンの輸出規制に乗り出すなど、争奪戦も激化している。
 サノフィのハドソン最高経営責任者(CEO)は「世界中で接種計画が始まっているが、予想を下回る供給量と、それに伴う承認の遅れが制約となっている。このためファイザーなどのワクチン生産を支援することを決めた」と述べた。 (C)時事通信社