【ワシントン時事】バイデン米大統領は28日、新型コロナウイルス危機で医療保険の重要性が高まっているとして、医療保険の加入を促す大統領令に署名した。無保険者や低所得者らが対象となる。トランプ前政権は公的負担を減らすため医療保険制度の運用を厳格化したが、バイデン氏は加入を阻む全ての規則を見直すよう指示した。
 バイデン氏は民主党肝煎りの医療保険制度改革法「オバマケア」の拡充を掲げており、「トランプ(前大統領)がもたらしたダメージを修復する」と訴えた。失業と同時に保険を失った人に配慮し、公営の医療保険仲介サービスを2月15日から3カ月間、特例で利用可能とする。また、低所得者向けの公的医療保険「メディケイド」の加入要件を緩める検討に入る。 (C)時事通信社