麻生太郎財務相は1日夜、イエレン米財務長官と電話会談を行った。麻生氏は終了後、記者団に対し、新型コロナウイルス感染拡大が打撃を与えている世界経済の回復に向け「大胆な経済対策による危機からの早期脱却が最優先」と述べた。財政出動などを通じて日米が緊密に連携していくことを確認したという。
 為替政策についても「通貨の競争的切り下げを回避する」といった従来の先進7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)財務相会議での合意事項を「維持していくことが重要だと再確認した」と明らかにした。
 バイデン政権発足後、日米財務当局トップの公式会談は初めて。イエレン氏はオバマ政権下の2014年から4年間、女性初の連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めたのに続き、このほど女性として歴代初の財務長官に就任した。 (C)時事通信社