デンソー=2021年3月期の連結業績予想について、売上高と全ての利益を上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大は響くものの、20年10~12月期の自動車市場の回復状況や経費削減の効果などを踏まえ、見通しを引き上げた。 
 足元で懸念されている半導体不足について、松井靖経営役員は「半導体各社との良好な関係があり、影響を最小限にできると考えている。メーカーと協力して懸命の努力をしているので、今夏ぐらいには能力増強が追いつき、需給が緩んでくると思う」と指摘した。
 クーデターが発生したミャンマーにある子会社の現状については「昨日の時点で全従業員(約60人)の安全が確保できたことは確認した。操業は昨日午後の時点でいったん止めている」(松井氏)という。
 20年4~12月期連結業績はコロナの影響で減収減益だが、中間期まで赤字だった損益はいずれも黒字転換した。特に10~12月期の3カ月間では増収増益だったという。(C)時事通信社