【パリ時事】2017年のフランス大統領選で決選投票に進んだ極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン党首(52)への支持が、新型コロナウイルス禍で拡大している。長引く規制や景気悪化で高まる国民の不満が追い風になっているとみられ、ルペン氏は22年の次期大統領選で「勝つ見込みがある」と自信を見せている。
 仏紙パリジャンが1月27日に報じた世論調査では、再選出馬が見込まれるマクロン大統領とルペン氏が前回同様に決選投票に進んだ場合、ルペン氏に投票すると回答した人は48%と、マクロン氏の52%に迫った。
 極右政党に詳しい仏政治学者のジャンイブ・カミュ氏は同紙に対し、移民排斥や反欧州連合(EU)を掲げるルペン氏が国民の不満の受け皿になっていると指摘。さらに、国内で昨年9月以降に相次いだイスラム過激派によるテロ事件が「支持を集めるには好都合だった」と分析した。 (C)時事通信社