三菱自動車は2日、2020年4~12月期の連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで新車販売が振るわず、純損益は2439億円の赤字(前年同期は117億円の赤字)だった。売上高は前年同期比42.8%減の9527億円、営業損益は866億円の赤字(同36億円の黒字)。
 世界販売台数は35%減の56万9000台。主力の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で4割超落ち込み、「(販売は)期初の想定に達していない」(池谷光司最高財務責任者)という。足元で競合他社の販売が回復傾向に入る中で大きく立ち遅れている。
 業績不振を受け、リストラ策として子会社パジェロ製造(岐阜県坂祝町)の閉鎖や希望退職募集など構造改革を進めている。
 21年3月期の連結業績予想は、売上高を従来予想から200億円引き下げて1兆4600億円とした。一方、純損失は3300億円を見込む。コスト削減効果などで従来予想より改善するとみている。 (C)時事通信社