岐阜県美濃市は、1300年の歴史がある「美濃和紙」を使った巨大たこの展示を始めた。2020年10月、新型コロナウイルスの終息を願う全国一斉たこ揚げイベントが開催された際、開催地の一つ、平城宮跡歴史公園(奈良市)の大空に揚げられたもの。展示は美濃市内の美濃和紙の里会館で、3月1日まで行われる。
 たこは、縦約3メートル、横約2.5メートル。四つの方角をつかさどる神「四神」がたこに描かれており、このうち青龍と白虎が美濃和紙で制作された。和紙の原料となる高知県の「土佐楮(こうぞ)」を使用。紙をすいた上で、2枚合わせにして厚みを出し、頑丈に仕上げた。
 同館の清山健館長は「この(巨大な)たこが空に揚がったことがすごい。多くの人に見てほしい」と力を込める。 (C)時事通信社