【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、2020年度第3四半期累計(4~12月)連結業績を発表した。実質的な売り上げ収益成長率は全体で対前年同期比+1.1%、グローバルブランド14製品(ENTYVIO、TAKHZYRO、免疫グロブリンなど)で同+15%を達成し、堅実な業績を維持。財務ベース売り上げ収益は主に為替と事業売却の影響を受け、対前年同期比マイナス3.6%の2兆4275億円だった。コア営業利益は為替と事業売却の影響で前年より減少して7806億円となったが、32.2%のコア営業利益率と対前年同期比+8.5%の実質的なコア営業利益を達成。財務ベース営業利益は統合費用などが前年より減少したことで対前年同期比+120.7%の3587億円となった。通期ではマネジメント・ガイダンスを維持し、フリー・キャッシュ・フローと財務ベースEPS(1株当たり利益)の予想を上方修正した。研究開発では今後12カ月内に見込まれる7種の新規候補物質のうち、最初のTAK-721について新薬承認申請を行った。19年度はバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成した。(C)時事通信社