【カイロ時事】新型コロナウイルス感染拡大による死者が中東最多のイランで9日、医療従事者らを対象としたワクチン接種が始まった。地元メディアによると、ロウハニ大統領らがテレビ会議で見守る中、ロシアが開発したワクチン「スプートニクV」がナマキ保健相の息子に国内で初めて接種された。
 最高指導者ハメネイ師は1月、米国や英国で製造されたコロナワクチンは「信頼できない」として輸入禁止の意向を表明。ただ、イランはワクチン共同調達の国際的枠組み「COVAX」を通じて英製薬大手アストラゼネカ製ワクチンの調達を受けることが決まっている。一方で国産ワクチンの開発も急いでいる。 (C)時事通信社