トヨタ自動車は10日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を1兆9000億円(従来予想は1兆4200億円)へ大幅に上方修正した。新型コロナウイルス流行で落ち込んだ新車の世界販売が中国、米国を中心に急回復。本業のもうけを示す営業利益は従来予想の5割増しで、収益の復調が鮮明になっている。
 売上高に当たる営業収益は26兆5000億円(同26兆円)、営業利益は2兆円(同1兆3000億円)を予想。コロナの影響で前期実績は下回るものの、いずれも従来予想を引き上げた。営業利益は4年連続で2兆円台を確保する計画。
 スポーツ用多目的車(SUV)「ハリアー」や小型車「ヤリス」など、国内外で相次ぎ投入した新型車の売れ行きが好調。コロナ禍を受けたコスト削減策の効果に加え、各国でオンライン販売に力を入れたことも業績回復を支える。 (C)時事通信社