【ロンドン時事】英王室は10日、チャールズ皇太子(72)とカミラ夫人(73)が新型コロナウイルスの1回目のワクチンを接種したと発表した。皇太子は昨年3月に検査で陽性となったが、症状は比較的軽く、その後回復している。
 英国では9日までに1260万人以上が少なくとも1回のワクチン接種を受けた。政府は15日までに70代以上など優先グループ1500万人の接種を完了させる目標を掲げる。皇太子の母エリザベス女王(94)と父フィリップ殿下(99)も1月に最初の接種を済ませた。
 ワクチン接種で他の先進国より進んでいる英国だが、安全性や効果の問題からワクチン懐疑論がくすぶり続けている。このため芸能人や著名人が自身の接種体験を公にし、普及を呼び掛けるケースが目立つ。9日公表の国営医療サービスの宣伝ビデオには人気歌手エルトン・ジョンさん(73)が登場し、「より多くの人が予防接種を受けるほどウイルス根絶の機会が高まる」と訴えた。 (C)時事通信社