【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は10日、スタジアムやアリーナなど大型施設で観客を入れてイベントを開催することを23日から認めると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、停止していた音楽などの公演や無観客で行われてきたスポーツの試合が観客に解禁される。入場者は定員の10%に制限。観客やスタッフはイベント前の72時間以内にPCR検査で陰性証明を得ることが求められる。
 ニューヨーク州はクリスマス休暇を受けた感染拡大がピークを越え、陽性率などは低下傾向にある。クオモ氏は「コロナと闘いながら、賢くバランスの取れた方法で経済再開も進めなければならない」と説明した。州は大型施設の状況を踏まえ、今後、小規模施設の再開も判断する。
 今回は収容数が1万人以上の大型施設が対象で、イベント開催には州保健局の許可が必要。入場者にはマスク着用や検温が義務付けられる。
 州は1月、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の試合で検査の陰性証明を義務付けた上で、観客の入場を認める試験を実施。「比類なき成功」(クオモ氏)と判断し、再開施設拡大を決めた。 (C)時事通信社