【ワシントン時事】米議会予算局(CBO)は11日、2021会計年度(20年10月~21年9月)に連邦政府の財政赤字が2兆2580億ドル(約237兆円)に達すると予想した。新型コロナウイルス危機を受けた巨額の財政出動で過去最悪となった20年度(3兆1320億ドル)に次ぐ高水準となる見通しだ。
 バイデン政権が目指す約1兆9000億ドルの追加経済対策は予測に反映されておらず、成立すれば財政赤字は最悪を更新する可能性がある。ただ、低金利で債務利払い負担が短期的に小さくなるため、大型財政支援を正当化する声が政権や与党から強まりそうだ。
 21年度の財政赤字の国内総生産(GDP)比は10.3%と、前年の14.9%から低下。コロナ対策の終了と経済成長などを見込み、22~31年度は年平均で4.4%と予測した。 (C)時事通信社