ヤマハ発動機=2021年12月期連結業績予想は増収増益。新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売が落ち込んだ前年の反動から、全事業で売上高が増加すると見込む。日米欧の先進国を中心に二輪車の販売が回復する。 
 二輪車の世界販売台数は、477万8000台(前期は380万2000台)とした。新興国でも、インドネシアで回復が遅れるものの、各国で前期比プラスに転じる見込みだ。コロナ禍を受けたアウトドアレジャー需要の高まりも後押しになるという。
 オンラインで記者会見した日高祥博社長は「21年上期は工場フル稼働で商品供給に努める」と語った。
 また、国内の生産体制の再編も発表。二輪車に関する生産機能を浜北工場、中瀬工場(いずれも浜松市)から本社工場(静岡県磐田市)に移管。22年から24年にかけて順次進め、浜北工場は移管完了後に閉鎖・売却する。これに伴う人員削減は計画していないという。
 20年12月期は減収減益。年後半は回復基調が見られたものの、年前半のコロナ禍による打撃が響き減収減益だった。(C)時事通信社