【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク市で12日、新型コロナウイルス対策のため禁止されていた飲食店の店内飲食が約2カ月ぶりに再開した。入店者は定員の25%に制限され、依然閉店している店も目立つが、真冬の寒さの中、飲食業界や市民にとって待望の再開となった。
 市の飲食店は、感染拡大を受けて昨年3月に持ち帰りと配達を除き閉鎖。店内飲食は9月末にいったん再開したが、感染再拡大で12月中旬に再び禁止になり、屋外席の営業だけ続いていた。
 屋外営業を続けていたイタリア料理店のウエーター、ダニエル・カミロさん(26)は「(この2カ月)客も売り上げも減り、店が閉まるのではないかと心配だった。そうならなくて良かった」と安心した様子。昼食を楽しんでいた近所に住むバーテンダーのバレリー・ラガトゥタさん(32)は「私も市内のレストランで働いているから、きょうは興奮している。この店が好きだから店のために食べに来た」と語った。
 ニューヨーク州ではクリスマス休暇後の感染拡大がピークを越え、入院患者数や陽性率は減少傾向にある。州は12日、午後10時までに制限していた州内の飲食店の営業時間をバレンタインデーの14日から午後11時までに延長すると発表した。 (C)時事通信社