【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は12日、新型コロナウイルスの感染拡大で授業中止や遠隔授業への切り替えを余儀なくされた学校の本格再開に向け、ガイドライン(指針)を公表した。マスク着用や手洗いなどの感染防止策の徹底を求めるとともに、各地域での感染拡大状況など科学的データに基づき、再開の是非を柔軟に判断するよう指示。「政治主導」で再開を急いだトランプ前政権との違いを打ち出した。
 指針は、マスク着用と手洗いに加え「社会的距離の確保」「施設の清掃と衛生確保」「接触者追跡と感染時の隔離」を授業再開の前提として提唱。社会的距離を確保するため、少人数のグループに分けての授業などを推奨した。
 また、学校がある地域での過去7日間の感染検査での陽性率や、人口10万人当たりの新規感染者数に基づき、感染リスクを4段階に分類。それぞれの段階で、課外活動の可否や遠隔授業との併用に切り替える判断の目安を示した。 (C)時事通信社