電通グループが15日発表した2020年12月期連結決算(国際会計基準)は、売上高に当たる収益が前期比10.4%減の9392億円、本業のもうけを示す営業損益が1406億円の赤字となった。赤字額は、01年の上場以来初めて赤字を計上した前期(33億円)を大きく上回った。新型コロナウイルスの影響で国内外の広告需要が激減し、収益性悪化などによる減損損失も響いた。
 国内の早期退職や海外での人員削減など、事業構造改革費用として783億円を計上した。
 同時に発表した24年12月期までの中期経営計画で、収益性改善に向けた事業変革やコスト効率の改善などを進める方針を示した。 (C)時事通信社