【ワシントン時事】サキ米大統領報道官は16日の記者会見で、各州へ配布する新型コロナウイルスワクチンを週1350万回分に増やすと発表した。先月20日のバイデン政権発足時と比べ57%の増加で、ワクチン接種の加速を通じウイルス封じ込めを目指す政権の方針を明確にした。
 ドラッグストアへ直接配布するワクチンも、2倍増の週200万回分とする。米政府は病院などとは別にドラッグストアでのワクチン接種計画を進めており、サキ氏は会見で、配布増加によって「全米4万カ所超のドラッグストアがワクチンを受け取ることになる」と説明した。
 疾病対策センター(CDC)によると、米国内で16日までに約7200万回分のワクチンが配布され、うち5500万回分強が実際に投与された。バイデン政権は今月、製薬2社と計2億回分の追加購入契約を締結。一線を退いた医師や看護師の協力も得て、7月末までに人口の大半に当たる3億人に2回ずつ接種する計画だ。 (C)時事通信社