滋賀県栗東市と茨城県美浦村にある日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターで働く調教助手、厩務(きゅうむ)員らが、新型コロナウイルス対策で国が支給する持続化給付金を不正受給した疑いがあることが18日、関係者の話で分かった。
 受給者は100人以上、総額が1億円を超える可能性もあり、JRAでは調教助手、厩務員を雇う調教師によって構成される日本調教師会に対して、事実確認を要請している。
 調教助手、厩務員は各厩舎(きゅうしゃ)に所属。給与のほか、担当する競走馬がレースで獲得した賞金の一部を受け取るが、コロナの影響で報酬が減ったとして給付金を受給したとみられる。JRAによると、昨年のレース数は過去最高で賞金の減額はなかった。 
 JRAでは昨秋、給付金の受給に関して、新型コロナの影響は限定的であるという点を確認した上で、適切に対応するように日本調教師会を通じて注意喚起していた。(C)時事通信社