2021年春闘で、日立製作所、三菱電機など電機大手の労働組合が18日、賃金改善などを求める要求書を経営側に提出した。従業員の基本給を底上げするベースアップ(ベア)要求はいずれも月額2000円で、昨年より1000円減額した。新型コロナウイルスの感染拡大が業績を圧迫する中、3月17日の集中回答日に向けて交渉が本格化した。
 日立の中畑英信執行役専務は18日、取材に応じ、賃上げについて「日立が(回答額を)出すことは社会に影響を与える。経済の好循環は日本全体でやっていかないといけない」と述べた。ただ、「経済の先行きは不透明だ」とも指摘し、業績見通しや景気動向などを見て総合的に判断する姿勢を強調した。 (C)時事通信社