サッカーの元ブラジル代表DFカフー氏(50)がこのほど、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の公式アンバサダーに就任し、オンラインで各国メディアの取材に応じた。新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、今夏に延期された東京五輪について、「日本はカタールの感染対策や開催手順を参考にすべきだ」と述べた。
 中東初のW杯開催を控えるカタールでは昨年、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を集中開催し、今月のクラブW杯では観客を入れた形で大会を無事に終えた。参加チームと外部を遮断する「バブル」という対策を講じ、コロナ下で選手らの安全を優先した大会運営は、着実に成果を挙げている。
 Jリーグでも、昨夏から観客を入れた試合を継続しているが、カタールでの対策はより慎重だ。観客には陰性証明を求め、座席の間隔を1.5メートル以上空けるなどの徹底ぶり。カフー氏も「世界保健機関(WHO)や国際サッカー連盟(FIFA)とも連携しながらの運営は素晴らしく、誰もが安全に参加できる」と強調する。
 カタールではW杯へ向けて、今後はワクチン接種を終えた観客の対応についても協議を進めていくという。 (時事)
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