菅義偉首相ら先進7カ国(G7)首脳は19日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス収束後の国際秩序形成を主導していくことを確認した。菅氏は今夏の東京五輪・パラリンピックを開催する意欲を表明。会談後に発表された首脳声明には、「新型コロナに打ち勝つ世界の結束の証し」として「日本の決意を支持する」との文言が盛り込まれた。
 菅氏は終了後、首相官邸で記者団に「G7首脳全員の支持を得ることができた。大変心強い」と語った。直前まで女性蔑視発言に端を発した東京五輪・パラリンピック組織委員会をめぐる混乱があっただけに、安堵(あんど)の表情を見せた。
 首脳声明は2021年を「多国間主義のための転換点」と位置付け、新型コロナで打撃を受けた社会・経済の回復に取り組むと強調。世界保健機関(WHO)や産業界と連携してワクチン開発を加速させ、安価で公平な普及を図る方針を示した。 (C)時事通信社