河野太郎規制改革担当相は21日のNHK番組で、新型コロナウイルスワクチンの供給量が不透明であることを前提に、新たな接種計画の大枠を週内に示す方針を明らかにした。高齢者への接種については「限られたワクチン量だが、4月中にスタートしたい。ゆっくり拡大していきたい」と述べ、段階的に広げると説明した。
 政府は高齢者への接種を4月に始める方針だが、一般向けなどそれ以降の具体的な接種日程は決まっておらず、自治体側の準備への影響が懸念されている。河野氏は番組で「今週中にある程度の決断をしなければいけない」と述べた。
 河野氏によると、米製薬大手ファイザーが欧州工場を拡張しているものの、それに伴う供給量増加は5月以降になるという。河野氏は「量が入ってくれば全国津々浦々で始められる。大都市とそうでないところで差をつけることは考えていない」と語った。
 河野氏は高齢者への接種に関し「例えば100歳以上の方からスタートして95歳、90歳と年代を下げていくのか、あるいは施設に入られている高齢者を優先するのかなど自治体がいろんな想定をしている」と述べた。
 会社員など現役世代への接種については「ワクチン休暇みたいなものをお願いするとか、いろいろ考えていかなければいけない」と述べ、企業側への協力を求める考えを示した。 (C)時事通信社