新型コロナウイルス対策で政府が配布した布マスク、通称「アベノマスク」について、販売業者との契約の経緯を記載した文書を開示しないのは違法として、神戸学院大の上脇博之教授が22日、不開示決定の取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 訴状によると、上脇氏は昨年、マスク購入や不良品回収について業者とやりとりした内容の文書などを厚生労働相と文部科学相に情報公開請求したが、契約書などを除き、交渉の記録は「保有していない」として不開示とされた。原告側は、公文書管理法で文書作成が義務付けられており、業者との交渉過程に関する文書がないことはあり得ないと主張している。 (C)時事通信社