2020年の死亡数は前年比9373人(0.7%)減の138万4544人で、11年ぶりに減少したことが22日、厚生労働省の人口動態統計(速報)で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、マスク着用や手洗いの徹底などによる季節性インフルエンザの激減が影響した可能性もありそうだ。
 出生数は同2万5917人(2.9%)減の87万2683人で過去最少だった。速報値は海外の日本人などのデータも含んでおり、減少率から見て、例年9月公表の出生数の確定数は、19年の86万5239人を下回り過去最少を更新する見通しだ。
 22日に発表された死亡数などの増減は、過去の速報値と比較して割り出した。死亡者は高齢化が進む影響で増加が続いていた。厚労省によると、昨年9月までの統計では、呼吸器系疾患による死亡者が減っていた。 (C)時事通信社