東京商工リサーチが22日発表した2020年9月中間期の中小企業向け融資残高は、大手銀行と地方銀行、第二地方銀行を合わせた国内主要109行で、335兆2102億円に上った。中間期として9年連続で過去最高を更新。新型コロナウイルス禍での手厚い資金繰り支援から前年同期比4.2%増え、伸び率でも最高だった。
 中小向け融資残高は大半の105行で増え、伸び率10位までは中小取引先の多い地銀と第二地銀が占めた。地銀・第二地銀はスルガ、東京スター両行を除く100行がプラス。スルガは不動産関連の不正問題の影響で、中小貸し出しは10.3%の大幅なマイナス。大手は新生、あおぞら両行を除く5行で増加した。 (C)時事通信社