【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスワクチンを手掛ける米ファイザーなどの製薬会社は23日、米国向けのワクチン供給を加速させる考えを示した。オンラインで開かれた米下院エネルギー・商業委員会の公聴会で明らかにした。
 ファイザーは3月半ばまでに、週1300万回分超に増やす。1瓶に封入するワクチンの増量などを通じ、2月初め時点の週400万~500万回分程度から大幅に引き上げる。米モデルナも4月までに、月4000万回分超に倍増させる。2社は米政府と契約した各3億回分の供給を7月末までに終える見通し。
 開発中のワクチンが月内にも米当局の緊急使用許可を得るとみられる米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、3月末までに2000万回分超を配布する考えを示した。2回接種するタイプのファイザー、モデルナのワクチンとは異なり、J&J製は1回で済む。
 米国でのワクチン不足について、米エコノミストは「遅くとも7~9月には解消する」との見方を示した。 (C)時事通信社