田村憲久厚生労働相は24日の閣議後記者会見で、米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの「1回接種」を認めるべきだとの意見について、「2回打ちで薬事承認している。1回打ちを予防接種法にのっとってやるのは、制度上は難しいと今の時点では思う」との認識を示した。1回接種によって発症予防効果が十分に出たとの確定的なデータがないことを理由に挙げた。
 ワクチンをめぐっては、世界的に需要が高まり、国内への供給遅れが懸念されている。医療従事者向けに先行接種が始まったファイザーのワクチンは、原則3週間の間隔を空けて2回打つ必要がある。一方、1回接種で発症率が85%減ったとの海外事例も報告された。 (C)時事通信社