全国出版協会・出版科学研究所(東京)は25日、2020年のコミック(電子出版を含む)の推定販売金額が前年比23.0%増の6126億円となり、1978年の統計開始以来、最大を記録したと発表した。社会現象化した漫画「鬼滅の刃」のヒットとコロナ禍による巣ごもり需要が市場をけん引した。
 内訳は、単行本と漫画誌を合わせた紙のコミック市場が同13.4%増の2706億円、電子コミック市場が同31.9%増の3420億円。紙の単行本では、「鬼滅の刃」の人気が他のヒット作の売り上げにも好影響を及ぼし、「鬼滅」を除いた数値でも前年を上回る結果となった。これまでのコミック市場のピークは95年の5864億円だった。 (C)時事通信社