島津製作所は25日、子会社を通じ、下水中の新型コロナウイルスを検出するPCR検査サービスの提供を始めたと発表した。感染者のふん便には発症前からウイルスが含まれており、下水を検査することで感染流行の兆しがある地域を特定できる可能性があるという。同社によると、こうしたサービスは国内初で、主に自治体の利用を想定している。
 検査サービスを開始したのは、子会社の島津テクノリサーチ(京都市)。下水処理場などに流れ込む下水を濃縮した上で、島津製作所が販売する試薬を使って新型コロナウイルスを検出する。下水に含まれるわずかなウイルスの検出も可能で、検査結果は1~2日で得られるという。 (C)時事通信社