厚生労働省は26日までに、新型コロナウイルスワクチンの先行接種が、国立病院など全100カ所の実施施設で始まったと発表した。17日の開始以降、接種された医師や看護師らは計2万1896人で、副反応が疑われる事例が3人から報告されたが、重篤な例はない。
 米ファイザー製ワクチンは医療従事者約4万人を対象に先行接種が始まった。うち約2万人については、接種後の体調の変化などを調べるため詳細な記録を取る。残る医療従事者(約500万人)には、3月初めにワクチンを全国に配布して接種を開始。65歳以上の高齢者(約3600万人)は、4月12日に接種を始める予定。
 厚労省によると、25日午後5時までに、じんましんや悪寒など副反応が疑われる症状が3人から報告された。強いアレルギー症状「アナフィラキシーショック」などの発生の報告はないという。 (C)時事通信社