【ニューヨーク時事】米コロンビア大の研究チームは25日、新型コロナウイルスの新たな変異株がニューヨーク市で広がっていると指摘する研究結果を発表した。ワクチンの有効性が従来型より低い可能性も示されている。研究結果は、まだ外部の審査は経ていない。
 研究チームは1100件以上のサンプルを分析し、ニューヨークの近隣州を含め、80件以上の変異株を確認。最初に見つかったのは昨年11月で、サンプルに占める変異株の割合は今年1月に約3%だったが、2月中旬までに12.3%に上昇した。ニューヨーク市圏の全域で確認されているという。従来型と比較した感染力の違いなどはまだ不明。一方、ワクチンの有効性が従来型より低い可能性のある南アフリカ型やブラジル型と共通の特徴があると指摘している。
 ニューヨーク市の保健当局者は25日の記者会見で、変異株のワクチン有効性に関し、「結論を出すための免疫情報について十分には理解していない」と述べ、判断は時期尚早との認識を示した。 (C)時事通信社