【モスクワ時事】ロシア外務省は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために国境を封鎖している北朝鮮から、ロシア外交官とその家族ら8人がトロッコに乗って越境し、ロシアに帰国したと明らかにした。通信アプリ「テレグラム」で発表した。
 外交官らは列車で32時間、バスで2時間かけて国境付近に到着。そこからロシアに続く線路をトロッコで移動した。トロッコは事前に用意していたという。投稿された動画には、歓声を上げながら多くの荷物を載せて橋を渡る様子が映っている。外務省は「長くて困難な帰路になった」としながらも、一行の中で唯一の男性だった三等書記官がトロッコの「エンジン」になったとユーモアも交えて説明した。
 ロシア側に入った一行は極東ウラジオストク郊外の空港から空路でモスクワに戻ったという。 (C)時事通信社