陸上男子100メートルで世界歴代2位の9秒69の記録を持つヨハン・ブレーク(31)=ジャマイカ=が、「新型コロナウイルスのワクチンを接種するぐらいなら、むしろ東京五輪を欠場した方がまし」と発言し、欧米のメディアが相次いで報じている。ジャマイカ紙グリーナー(電子版)が2月27日付で伝え、ロイター通信なども続いた。
 グリーナーによると、ブレークは27日にジャマイカ国内の競技会で200メートルに出場。その後、「固い決意は変わらない。いかなるワクチンも望まない」と述べ、五輪欠場をいとわない意思を表明した。国際オリンピック委員会(IOC)はこれまで、東京五輪参加者へのワクチン接種を強制はしないものの、推奨する姿勢で、選手団に接種させる方針を示している国もある。
 ブレークは200メートルでも、世界歴代2位の19秒26をマークしており、同じジャマイカ出身で2017年に引退したウサイン・ボルトに次ぐ短距離2種目の自己記録を持つ実力者。五輪では過去に金と銀のメダルを各2個獲得し、東京大会に出場すれば、3度目の五輪となる。 (時事)
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