【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は1日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人にEU共通のデジタル証明書「グリーンパス」を発行するための法案を月内に提示するとツイッターで表明した。EU域内の移動制限の緩和につなげる狙いで、夏の観光シーズン開始までの導入を目指す。
 フォンデアライエン氏は「仕事や観光のためのEU域内や国外での安全な移動を徐々に可能にすることが目的だ」と説明。パスを提示することで、現在は制限されている観光目的での国境間の移動にも道を開く。
 グリーンパスには、ワクチン接種の有無に加え、PCR検査の結果や新型コロナの感染歴なども記録。フォンデアライエン氏は「データ保護や安全に配慮する」と強調した。EU以外では、世界で最も接種が進むイスラエルが同様の証明書を既に導入している。 (C)時事通信社