東京都の小池百合子知事は2日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の解除をめぐり、「1都3県の知事が連携しながらどういう方法がいいのかまとめていくことが必要だ」と都庁で記者団に述べた。解除の是非については言及しなかった。一方、千葉県の森田健作知事は同日、「(県内の新規感染者数が)あした、上がるようなことになれば(解除は)非常に難しくなる」と懸念を示した。
 都は、1日当たりの新規感染者数(7日間平均)の減少速度の目安として、前週の7割以下にすることを目指していたが、ここ数日は8割前後で推移。小池知事は減少ペースの鈍化を危惧し、「もう一段ギアを上げないと」と強調した。
 千葉県の2日の新規感染者数は87人で前日に比べ40人減ったものの、森田知事は「感染者数がすごくでこぼこしている」と指摘。「今の状態が続いたり、増加したりするようであれば、国としても決断していただき、その後どうするかも考えてもらわないとならない。ただ、そうならないように県も感染者を少なくし、病床確保に努めている」と語った。
 一方、神奈川県の黒岩祐治知事は同県の感染状況について「宣言解除になってもいいような感じだ」としつつ、1都3県全体では「ステージ4の指標もあり、ぎりぎりまで数字の変化を見ないとなかなか判断はつかない」と述べた。 (C)時事通信社