厚生労働省は3日、2020年12月に生活保護の受給を開始した世帯数が1万7272世帯だったと発表した。前月と比べ367世帯増え、前年同月比でも4.0%のプラス。新型コロナウイルスの長期化が響いているとみられる。
 一方、19年度の生活保護受給世帯数の月平均は前年度比0.1%減の163万5724世帯だった。2年連続の減少で、雇用状況が改善し、新型コロナの影響は限定的だったと分析している。
 20年12月の受給世帯は163万8124世帯。一時的に保護停止中の世帯を除いた内訳では、「高齢者」が55.3%と最多で、失業中を含む「その他」は24万6578世帯と15.1%を占めた。
 19年度の受給世帯数の内訳は、「高齢者」が89万6945世帯と前年度より1万4923世帯増加した一方、「母子」など他の世帯はいずれも減少した。月平均の申請件数は1万8587件、受給開始世帯数は1万6564世帯。開始理由は「貯金などの減少・喪失」が最も多かった。 (C)時事通信社