帝国データバンクが3日発表した2月の景気動向調査によると、企業の景況感を示す景気動向指数(DI)は前月比1.9ポイント改善し35.8となった。改善は3カ月ぶり。経済活動の再開やワクチン接種の開始がプラスに働き、製造業など全10業界で上昇。ただ、全51業種のうち、新型コロナウイルス感染症の爪痕が深い宿泊や飲食は低水準にとどまっている。
 製造業は半導体不足に伴い減産などの影響が出たものの、世界的な経済活動の再開を受けて、輸出用機械や精密機器などがけん引した。小売りや卸売りも「巣ごもり需要」を追い風に3カ月ぶりに上昇。地域別でも4カ月ぶりに全10地域でプラスとなった。 (C)時事通信社