JCRファーマ(兵庫県芦屋市)は4日、神戸市内に新工場を建設すると発表した。英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの原液を生産する。2023年以降に同市内の既存工場から製造ラインを移し、原液を国内に供給する体制を整える。
 同市から約2万平方メートルの工場用地を取得し、7月に着工する。来年10月の竣工(しゅんこう)を予定しており、総工費は約116億円。一部は国内でのワクチン生産を支援する国の助成金で賄う。
 アストラゼネカは日本政府と1億2000万回(6000万人)分のワクチン供給で合意。このうち9000万回(4500万人)分を日本国内で生産・供給することになっており、JCRファーマは原液の製造を担う。 (C)時事通信社